2009年1月5日(月)
2009年ご挨拶

 
 ■2009年ご挨拶

 

 新年明けましておめでとうございます。

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

昨年は暗いニュースばかり耳にしてまいりましたが大手企業を中心とする、どの企業も2009年の明るい展望は見られません。勿論中小零細企業にとっても厳しい環境であることには間違いありません。

2009年1月1日、日経新聞一面には、「トヨタ太陽電池で挑む」と戦後初の連結営業赤字に転落するトヨタ自動車の開発計画がトップ記事で紹介されていました。トヨタにとってはハイブリッドの時代ではない、太陽エネルギーの時代だと力強く将来を見据え、すでに歩もうとしています。ハイテクに生きる企業としては当然かつエネルギッシュな発想を既に実行しようとしていることには敬服いたします。

しかし、私達が目指しているのはハイテクではなく、「美の追求」です。古代より不変のテーマであるこの命題に、画期的な言葉で新聞の一面を飾ることはできないかも知れません。下着業界トップのワコールが、「着用するだけで体脂肪を燃焼する」などと、派手なCMで闊歩していますが下着本来の役割・意味などすべて棚上げし、企業利益に走らざるを得ないことに一抹の寂しさと、ワコールには将来を託せない思いに駆り立てられております。

私は思うのです。この様な時こそ逆にチャンスがあるのではないかと。下着を着用しない人はいません。ワコールが下着のすべてではありません。今、私たちがあるのは下着に対する熱い思いと、技術、そして下着の違いを理解していただける大切なお客さまがいることに他なりません。数センチだけど細くなったウエスト・ヒップ・・・すべては「美しくなりたい」と思う女性の気持ちに、私達は全力で応えてきた結果だと思うのです。2009年がどんなに暗くても、「美しくなりたい」と思う気持ちには何ら変わりは無いと思うのです。もっともっと大きな声で、もっともっと自信を持って2009年に向かおうではありませんか。もっともっと自信を持ってご愛用者を増やそうじゃありませんか。私たちはまだまだ無名な下着屋です。だからこそ原点に回帰し多くに人に下着の大切さ、プロポーションの大切さをもっと伝えようではありませんか。

 微弱な会社ではございますが、力の限り歩んで行きたいと思います。念頭のご挨拶には拙い文章ではございますが、今年もスリーディー株式会社は一生懸命頑張ります。どうぞ多大なご支援、ご応援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

                       敬具

2009年1月5日                          

スリーディー株式会社

                            代表取締役 酒井 久満



 

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