2009年1月13日(火)
風邪と国立の狭間

 
 ■風邪と国立競技場の狭間
 
 殆ど治っていた風邪をこじらせ、久々扁桃腺に菌がやってきました。
金曜日からの長い戦いの物語です。

 1/9朝起きると既に関節に痛みを感じていた。出社後行きつけの病院で注射を打ち、薬を貰い事務所で仮眠。明日は広島皆実高校の準決勝が埼玉スタジアムで予定されている。友人の息子が出ているし、広島県人会としてはどうしても、今日中に病に打勝つ必要性がありました。が・・・・・悪化の一途です。最悪です。

 1/10(土)埼玉スタジアムは見送り、TV観戦、自分は風邪感染、と洒落にはならないけど、38度の熱で関節が悲鳴をあげていましたが、見事に鹿島学園を破り国立に進出。(ここで自分も頑張れば国立に間に合う)決勝は大迫(注目プレイヤー)擁する鹿児島城西、毎試合得点を挙げ、アントラーズへ入団決定の大迫が準決勝までに9点と大会記録を出している。一方広島皆実高校は、昨年ベスト8ではあるものの大半が鹿児島城西優勢ムードであった。

 こんな時は強いんです。広島は。(等と自分自身に言い聞かせながら1/11(日)の朝というか昨夜から39度近くの熱で、寝付けないし体は痛い。我慢して横になっているのがベストだとは思うも、早く直したい思いと、痛みにベッドで横たわっていることも苦痛な時間を過ごしていた。長い時間に感じた。AM5:00もう限界です。体の痛みに耐えながら横たわることに苛立ちと、苦痛に耐えかね、ジョギングスタイルで当ても無くふらふらと歩き始めました。

 寒い、痛い、寒いを繰り返し思いながら、西の空に輝く月と共に歩き始めました。出会う人影も全く見当たらず、ただ当ても無く歩きました。40分程歩くと、体は徐々に慣れてきて39度近くの体とは思えない位の足取りでした。その一方で新たな敵が来たのです。お腹がよじれる様な腹痛です。いや、もう漏れんばかりの激痛が襲って来たのです。家の近くまで帰ってきていたので近道をしようと、車の通れないような道を選択するが、返って裏目、「急がば回れ」とはよく言ったものだ。家の近所で迷子(子供じゃないから迷子と言うのもおかしいが)思った通り抜けが出来ないし、家の方向感覚もおかしい。
やっとの思いで家に到着した時は、汗ではなく油汗でした。

 トイレを済ませヤケクソでシャワーを済ませ、一通り済ませたころの私の喉は、水を飲むのも痛い状態でした。こんな時はコーラで喉洗浄したい気分です。あの炭酸のジュワッとする感覚が欲しいのですが、さすがに買い置きはありません。かといって今から自販機でもないだろうと、閃いたのが”ビール”、傷む喉に流し込むと気持ちいいが不味い。適度な水分補給を終え、ベットにたどり着くと、もう何も考える気力もないくらい喉の痛みに襲われました。

 あけて1/12(月)熱は37度くらいに下がったが、喉の痛みは絶好調な痛み、早々国立観戦は諦め試合開始時間を待つばかりでした。

 試合開始、大迫いきなりゴ〜ル!(大会新記録達成)すぐさま皆実の反撃で白熱した試合になり、前半皆実2-1でハーフタイム。後半鹿児島城西が同点に追いつき、勢いづくが、その時「本日のその時」が来ました。友人の息子が右サイドからドリブルで駆け上がり、相手ディフェンスを交わし見事なセンタリングを、本日好調の金島にドンピシャで決勝の3点目、見事なアシストでした。派手なプレイではありませんが、基本に忠実なナイスプレイ。おめでとう広島皆実高校。



 

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