2009年1月28日(水)
インフルエンザ

(ノロウィルス)

 
 ■ インフルエンザ
 
 今年もまたインフルエンザの猛威に慄く季節になりました。
昨年は鳥インフルエンザだったかな?とりあえず今年もご他聞に漏れず騒いでいる。更にマスクに群がる業者の記事が目に付く。

 新型インフルエンザの大流行(パンデミック)に備えるためのコンサルティング業から医療用マスクの新規参入と、人間の精神的弱さを補う新たな商売としては、考えたものだと感心させられてしまいます。更に感染を隔離する際を想定して、隔離した空間から空気が漏れないようにする換気装置や防護服の販売まで出ている。

 人間が食物連鎖の頂点に立ったが、一番弱い位置にいるウィルスに悩まされていることに少し笑える気がする。何処から来るか分からない脅威に怯え、それが商売として成り立つのだから笑うほか無い。
どんなに気をつけても完全といえる状況は考え難い。それでも自分だけは・・・・・と思う人間がいるから商売にもなるのだろう。

 医療の進化は日本人の寿命も伸ばしてきた。結果少子高齢化の新たな問題が生じている。インフルエンザもこれ同様、タミフルが利かない種が出てきて騒いでいる。何処までも続くイタチごっこの関係を、更に改善しようとする人間のたくましさと、浅はかさを見るようだ。

 もしも人間が対処できないウィルスの猛威に襲われ、人間が絶滅したら食物連鎖の頂点には何が来るのだろうか?どんな動物が頂点に立ってもいずれは同じ結果になると皆予測するだろう。連鎖だから、頂点に立つものと、一番弱者との関係はいつも裏腹の状態であることには違いない。



 

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