2009年2月3日(火)
続く難題


 
 ■ 続く難題
 
 今日は2/3節分です。【節分(せつぶん、またはせちぶん)は、各季節の始まりの日(立春立夏立秋立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。特に江戸時代以降は立春(毎年2月3日ごろ、うるう年は2月4日ごろ)の前日のことを指す場合が多い。】と説明がありました。

 「季節を分ける」今も昔も変わらずに存在する事なのに、今ではオフィスのゴミを分けることに気を病んでいるようだ。オフィスの昼食にコンビニの弁当が氾濫し、その弁当に使用されているプラスチック、リサイクルに悩まされている企業が増えています。

 廃棄物の資源有効率100%を目指したが、プラスチックは減らない。苦肉の策で容器を回収してもらえる仕出し業者や、プラスチックゴミの回収場所を屋外に設ける企業など様々である。
 ゴミの計量をさせたり、個人用のゴミ箱を廃止したり、仕出し弁当を推進したり、自分のゴミは持ち帰りにしたりと悪戦苦闘が繰り広げられている。涙ぐましいものだ。同じ分けることに気を配るなら、今日の節分は最高かも知れない。

 昔は弁当箱は木製だった。木材の使用を下げるためにプラスチックが使われたのだが、何処までも続く難題である。資源の無い国日本は、秀でた技術力と発想の転換で幾多の試練を乗り越えてきた。
この難題はどうするのだろうか。



 

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