蜂蜜の歴史は紀元前にさかのぼり、人間が蜂蜜を利用し始めたのはおよそ2万年も前からだといわれています。蜂蜜を採取する目的で、最初に養蜂を始めたのはエジプトだといわれ、エジプトのパバサの墓の壁画には養蜂が行わている絵が描かれています。また壁画は象形文字で描かれていますが、ミツバチの象形文字もあるそうです。このころのエジプトでは、養蜂の目的は蜂蜜を食べるためだけでなく、傷の手当てなど治療薬として利用するためでもあったようです。
(パバサの墓の壁画)
他にもスペインなどの国の壁画などに養蜂の絵が描かれており、これらのことから、蜂蜜は世界最古の食物だといわれています。