瀬戸内海

みかんの花

自家製はちみつ
瀬戸内のみかん花蜜を集め、ミツバチ達が巣の中で完全に熟成させたものだけを採取しました。みかん特有の甘さと香りを秘めた”純粋”国産蜂蜜をお届けします。






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55g×2本
クリスタルボックス
(サイズ:12×13×4)cm








180g×1本






180g×2本(360g)


2本詰合せ(箱)
or

2本詰合せ(アイバッグ)





500g×1本




 しまなみ海道のまん中、愛媛県今治市大三島で生産しています。

 






みかんの花は5月初旬頃に白い花を咲かせます。梅雨前で意外に雨の日が多く
雨が降るとミツバチ達もあまり活動しません。養蜂家泣かせな一面があります。
また、みかんの花の時期が短いので採取する蜜も少なく、みかん蜂蜜は希少価値の高い蜂蜜です。




 1匹の女王バチqueen bee、季節によってその数は変わるが数千から数万匹の働きバチworker bee、それに繁殖期(4~9月)に現れる2000~3000匹の雄バチdrone beeで構成される。

羽化した働きバチの最初の仕事は巣部屋の清掃で、2~3日して蜂乳bee milk(王乳)の分泌が始まると、育児に専念するようになります。やがて蜜ろうの分泌が始まり、自ら分泌した蜜ろうによって正確に六角形の巣をつくりあげてゆき、この間に巣に運び込まれた花蜜を何度も口移ししたり、蜜の詰め替え、扇風などの仕事も行われ、蜂蜜が完成されていきます。

また、一方で数回の定位飛行ののち、羽化後約3週間後に内勤バチから外勤バチへと移行していきます。花を訪れ、花蜜や花粉を集めて運搬する危険な仕事には、老齢の働きバチが担当します。

変温動物であるミツバチの巣内の温度が、四季を通じてほぼ一定に保たれていることは驚くべきことで、特に幼虫、蛹(さなぎ)が育てられている巣の、いわゆる育児圏の温度は、32~35℃に保たれているます。

夏、温度が上昇しすぎると、巣門などで働きバチの扇風が行われ、さらに巣外から水を運び込んで巣面に広げ、外気を巣内に入れるだけでなく、水分の気化を促し、巣温の降下をします。
反対に巣温の上昇を図る方法としては、特に胸部飛翔筋(ひしょうきん)、はねを動かさないで振動させることによって発熱がおこり、これが温度上昇に大きな役割を果たしています。




視覚は、黄、青緑、青、紫外が相互に区別されることが証明され、ミツバチは、青空の一角を見るだけで太陽の位置を知ることができる、いわゆる偏光解析能力をもっていることも発見されてる。これらは複眼の機能である。
嗅覚(きゅうかく)は、触角に広く分布する感覚子が受容器となっており、花の匂(にお)いを識別するだけでなく、その匂いで仲間に蜜源植物の種類を伝達する。味覚は、口器と足の跗節(ふせつ)(先端の節)、それに触角にも味覚の受容器があるといわれている。
ダンスによる情報伝達の研究は、フリッシュの40年余にわたる業績として有名であり、生物学的にも画期的なものであった。ミツバチの「ことば」を解析したこの研究業績に対して、1973年ノーベル医学生理学賞が贈られた。
その「ことば」すなわちダンスは、巣箱内の垂直に下がっている巣板の上で行われる。有力な蜜源、花粉源植物から、花蜜や花粉を採集して巣箱に帰ってきた働きバチは、興奮状態で巣板の上を慌ただしく動き回り、ときどき腹部を激しく振動させながらダンスを行う。ダンスには、花が巣箱から100メートル以内にあるとき、距離だけを知らせる「円舞」と、100メートル以上にあるとき、距離と方向を知らせる「尻(しり)振りダンス」の2種類がある。「円舞」は、その名のとおり、円を描きながら不規則にぐるぐる動き回り、すぐ近くに花があることを知らせる。「尻振りダンス」は規則正しく「8(はち)」の字を描き、その中央の直線を動くときに、とくに腹部を激しく振動させる。フリッシュの実験によれば、100メートルのときには15秒間に9~10回、1000メートルになると4~5回、6000メートルのときには2回、と回転数が多いほど近く、少ないほど遠い距離を示している。
次に「8」の字の中央の直線上を動く方向と、重力の反対の方向(真上)とのなす角度が、巣箱と太陽を結ぶ線に対する花の方向を示している。たとえば、ミツバチの動きが真上を向いているときには、太陽の方向に飛んで行けば花があると教えている。