瀬戸内海

みかんの花

自家製はちみつ
瀬戸内のみかん花蜜を集め、ミツバチ達が巣の中で完全に熟成させたものだけを採取しました。みかん特有の甘さと香りを秘めた”純粋”国産蜂蜜をお届けします。






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55g×2本
クリスタルボックス
(サイズ:12×13×4)cm








180g×1本






180g×2本(360g)


2本詰合せ(箱)
or

2本詰合せ(アイバッグ)





500g×1本




   


■蜂蜜の品質の見分け方は?

一番最初に、「単一の花の蜜」といろんな花の蜜が混在する「百花蜜」で分類されます。
当然のことですが単一の花の蜂蜜の方が高価になります。

次に蜂蜜は3種類に分類されています。

【その1】『純粋蜂蜜』・・・・一切の加工処理を行わない天然そのままの蜂蜜。
【その2】『加糖蜂蜜』・・・・・水あめや異性化糖(ブドウ糖を異性化酵素によって部分的に加糖に変えたもの)などが人為的に加えられた蜂蜜。
【その3】『精製蜂蜜』・・・・・加熱し減圧釜などにより脱色脱香した蜂蜜。

もっとも品質が良いのは『純粋蜂蜜』です。
ミツバチが花から採ってきた花蜜の水分を、ミツバチ自身の手で水分を蒸発させて濃縮し、国内産のハチミツであれば水分含有率23%以下になった蜂蜜をいいます。

蜂蜜には有効成分(ビタミン、ミネラル、アミノ酸、有機酸、酵素、色素、香気物質)が含まれていますが、
『加糖蜂蜜』や『精製蜂蜜』には有効成分があまり含まれていません。
しかし、人工的に加熱処理をほどこして濃度を高めた物も純粋はちみつと呼ばれているのが現状です。 このような蜂蜜は比較的色が黒く、香りもどこか焦げ臭いような感じがすると言われていますが、実際のところ見分けるのは難しいと思います。


信頼できる販売店から購入するのが、一番簡単な品質の見分け方につながるのではないかと思います。



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固まった蜂蜜の溶かし方は?

溶かし方
手順①・・・・蜂蜜の入ったビンのフタを外します。
手順②・・・・水を張ったお鍋に割り箸を置き、蜂蜜のビンを入れて加熱します。
手順③・・・・溶け始めたらかき混ぜます。
手順④・・・・溶け具合を見計らって火を弱め、お湯の温度を50度くらいに保ち       ます。

蜂蜜には低温中で粒状の結晶ができ白く固まる性質があり、これはブドウ糖の性質によるものです。ただし低温であればあるほど結晶化しやすいというわけではなく、結晶化しやすいのは摂氏5度ないし14度弱であり、摂氏マイナス18度弱以下になるとほとんど結晶化しなくなるといわれています。ブドウ糖を多く含む蜂蜜ほど早く結晶化し、ブドウ糖の含有量が少なく果糖を多く含む蜂蜜は結晶化しにくい。また、加熱することで結晶は溶けるが、加熱し過ぎると色が濃くなったり風味が若干変化するなどの影響が生じます。結晶ができない蜂蜜は純粋ではないと云われるが、これは多くの蜂蜜について妥当な判別法です。結晶を見て蜂蜜に砂糖が混入しているとか腐っていると勘違いされることがあります。






結晶した蜂蜜


 ■蜂蜜には保湿効果があるそうですが?


蜂蜜は吸水性が高く、浸透性・保湿力で潤い効果に優れていますので、肌につけると肌内部に浸透して、肌内部を潤いたっぷりにしてくれます。しっとりすべすべの美しい肌を求める女性には秘かなブームとして広がっています。

蜂蜜は、アミノ酸、ビタミンC、ナイアシン、ビタミンB群などの水溶性ビタミンと、ミネラルではカリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄分などが、豊富に含まれており、肌を健康にする優れものです。
 



 ■蜂蜜はどのようにして作られていますか?

一般にミツバチが採集した花の蜜が蜂蜜であると考えられがちですが、花の蜜が巣の中で加工、貯蔵されたものが蜂蜜です。花の蜜と蜂蜜両者の性質には物理的、化学的な違いがあり花の蜜は蜂蜜よりも糖濃度が低いのです。
一般に花の蜜の糖度はミツバチが採集した段階で40%未満であるが、巣に持ち帰られた後で水分の発散が行われる結果、蜂蜜の糖度は80%前後に上昇します。また、水分発散のための作業の一つとして、ミツバチは巣の中で口器を使って蜜を膜状に引き延ばします。この時ミツバチの唾液に含まれる酵素が蜜に混入し、その作用によって蜜の中のスクロースがブドウ糖と果糖に分解されます。

ミツバチの口器を通してはこの他に、本来花の蜜には含まれない物質が混入する。一例としてコリンが挙げられる。コリンはミツバチの咽頭腺から分泌されるローヤルゼリーに含まれる物質であり、ミツバチが花の蜜の水分の発散と並行して同じく口器を用いて咽頭腺から分泌されたローヤルゼリーを女王蜂の幼虫に与える作業を行うため、ローヤルゼリー中のコリンが蜂蜜に混入すると考えられています。



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国産の蜂蜜は少ないと聞きますが?

生き物を飼う仕事は全て大変だと思いますが、養蜂業は天気に左右されるところが大きく本当に大変な仕事です。
ミツバチの健康を常に気にかけ、ストレスをためないように病気にかからないように世話をしなければなりません。
一年のうちで一つの花が咲いている時期は数週間程しかありませんが、その間に年間の蜂蜜の生産量が決まってしまいます。天気が悪い日が続けば花が咲きませんし、咲いても蜜の量が少なかったりと、全ては自然の法則に従うしかありません。それに加えて寒い日や雨の日には、ミツバチは活動が少なく花の蜜を集める量にも影響します。

また、花の開花を求めて、九州から北海道へと移動しながら蜂蜜の採取をするには、膨大な経費が必要であり、冬季は花の開花が望めないためミツバチに蜂蜜に代わる餌さを与えなければならない状況です。

蜂蜜は天然製品ですから自然の影響が大きく、生産量も収入もはっきりと分かりませんし、手間や経費を考えると国内の養蜂業は難しく、国産の蜂蜜が少ない理由です。

養蜂業が盛んな国は、中国やアルゼンチンやトルコやウクライナなど、比較的に人件費が安いところに集約されます。従って、蜂蜜は輸入する方が遥かに安く入手できるのです。



 ■
どうして「みかん蜂蜜」と言い切れるのですか?


蜜源となりうる花が複数ある場合、複数の花の蜜が混じった蜂蜜ができるのではないかと考えられるのは当然です。しかしミツバチには一つの花から蜜を採集すると、可能な限り他の花の蜜を採集しないという性質があります(訪花の一定性)。

さらに蜜蜂にはミツバチのダンスと呼ばれる8の字に飛び回る行動によって仲間に蜜源を知らせる習性があるのですが、豊富な蜜源については激しく飛び回って知らせる一方、貧弱な蜜源についてはほとんど、時にはまったく教えようとしません。

このような理由から、現実には(厳密にはわずかな混入は避けられないが)ほぼ純粋に一つの花から蜜を採集して作られた蜂蜜を採集することが可能なので、「みかん蜂蜜」と言えます。

 


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ミツバチは一生でどの位の量を採取するの?


ミツバチが一生で採蜜する量は、およそスプーン一杯といわれております。ミツバチの体重は平均0.1gで、最大限その40%の重さの花蜜を運ぶことが出来ると言われていることから、一回に40mg花蜜を運ぶ計算になります。

ミツバチの一生は平均30日前後といわれていますが、生まれてから20日間程たってから、外へ出て花の蜜をとりにいきますので、実質的には、10日前後でスプーン一杯の蜜を集めます。スプーン一杯の重さを約8gといたしますと、200回ですが、10日で割りますと、1日当たりの平均が、20回前後往復している計算になります。ただし、実際には花の場所(距離)によって、変動しますので、花の場所(距離)が近い場合は、より多くの回数を往復いたします。平均で巣箱より、半径1.5kmといわれております。